振り返る
日常の何気ない母の言葉が、死について生について考させてくれる。兄弟をはじめ成長して薄くなった人たちとのつながりを少し濃くしてくれる。九三歳の母が存在しているだけで、もの思わされる。 好日大会でいただいた米田登先生の歌集『… もっと読む 振り返る
日常の何気ない母の言葉が、死について生について考させてくれる。兄弟をはじめ成長して薄くなった人たちとのつながりを少し濃くしてくれる。九三歳の母が存在しているだけで、もの思わされる。 好日大会でいただいた米田登先生の歌集『… もっと読む 振り返る
朝、帰り支度。キャリーの中に黒っぽい甲羅のついたような虫がじっとしている。母に頼むとティッシュで簡単に摑んでしまう…。 昨日の、「んーだあっこどみにゃ負げんで!(私はあんたたちには負けない!)」そのもの、活殺自在、空恐ろ… もっと読む 豊饒のとき(2)
一日中雨、今回は「味彩ママちゃん」に一度も行けず。 Mおばんがまた、今度はご飯と炒め物を作って来て下さる。「風呂い入ってきれいしてがらくっで(風呂に入ってきれいにしてから来るから)」と二時間後にタオルを持って登場。緩めて… もっと読む 豊饒のとき
聞こえるのは川の流れの音と蝉の鳴き声のみ。昨夜の屋根を叩く大雨で流れの音も大きい。姉夫婦を見送り母はデイサービスへ。 Mおばんがまたまたまた煮しめを持ってきて下さり、 「上がらんけ(上がってください)」と言っても「んーに… もっと読む 〈’Breathe’ 呼吸して〉
24日(金曜日)、「キャラメロン首相ち、ゆにっか名じゃっね(キャラメロン首相って、言いにくい名だねぇ」と母が言う。キャラメルか……。。。EU離脱が決定し、キャメロン首相の辞意表明のニュースを見ていたときのこと。 お経を上… もっと読む 母いわくキャラメロン首相…
家では、〈ヤッテコン= 蜘蛛〉の赤ちゃん?が一夜にして何百も生まれていた。掃いても掃いても畳の上をゾロゾロ。 流しの上に大きな蜘蛛(枯れ木色一色の)がじっとしていて、すぐそばに袋(のようなもの)があり、中にまだうようよ赤… もっと読む 颯爽と⁉︎道の駅まで
墓とは反対方向の踏切まで散歩(22日)。「あいーた要らん(あんなのは要らない)」と杖は絶対に持たない。デイサービスに行かない日に雨の合間をぬって散歩に。「も、そいにゃ歩んきらん(もうそんなに歩けない)」と言っていても一旦… もっと読む 気分転換の散歩
そうかも知れない。「答えは自分の問いの中にある」も、何回かこういう事かと体験している。こうしたいんだけど、誤解されるのでは、変な人と思われるのでは…正しいのに何で分かってくれないんだろう……etc.、「よく思われたい」心… もっと読む 自分で自分を許していない?
日曜日はMおばんが来て和みのヨーガ(手当て法)をさせていただく、プラス二時間のおしゃべり。 「きゅは父の日じゃっで(今日は父の日だから)、そのかだちしめむんのつぐったで(形ばかりの煮しめを作ったから)」 と煮物、そうめん… もっと読む 和みのヨーガ(手当法)をMおばんに
今日ケアマネさんとの話し合いがあると弟より電話が来る。静かに話したつもりだが、溜めてた思いを言う。先が長いので、今言わないと気持ちよく前に進めない気がした。 「わいが戻ってしてくれで良がった(あなたが帰って来てくれて良か… もっと読む 怒り
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