ボードレール忌
「1867年(慶応三年、四十六歳)八月三十一日、ボードレール死去。パリなるモンパルナス墓地に埋葬す」と、『悪の華』(堀口大學訳、新潮文庫)の年表にある。 声楽家のS先生のボードレールの話が、まるで知り合いでもあったかのよ… もっと読む ボードレール忌
「1867年(慶応三年、四十六歳)八月三十一日、ボードレール死去。パリなるモンパルナス墓地に埋葬す」と、『悪の華』(堀口大學訳、新潮文庫)の年表にある。 声楽家のS先生のボードレールの話が、まるで知り合いでもあったかのよ… もっと読む ボードレール忌
悲しみが、渦と化して、からだの外に飛び出してきらきら輝いているに違いない! 今日のような突然が、これから先は入って来るだろう。 そういう年齢だということだ。 だからこそ年を重ねて生きている人たちは輝いているのか、悲しみに… もっと読む 悲しみに輝いて
喉の調子がよくない(単純に発声がまだまだという事かも知れない)。 毎週火曜日に二回、朝夜、時間は空けるとは言っても、声帯には負担になるのかも。「ミサ・ソレムニス」は少し加減して歌うべしと誰もが言う。演奏会も迫って、意気込… もっと読む ベートーベンのせいにしない!
声楽のレッスンを受けに、月に一度、ATTの呼吸法の仲間3,4人で駅で待ち合わせして先生のお宅へ行く。玄関を開けると別世界、広くはないが質素で趣味の良いアンティークの家具、物のある部屋が心地好い!本も多い。 哲学的、芸術的… もっと読む S先生とのひととき
東京新聞月曜日の「ペコロスの陽だまり……」、この週も面白くない、無理もない、「みつえさん」は去年「やおつった」(亡くなった)のだ 。昨日はなぜか一日中憂鬱、でも、去年の春あたりまでは何十年も、「漠然とした不安」が時々やっ… もっと読む 少し憂鬱だったけど
それは鎖骨への意識からやってきた。鎖骨そのものの意識は今までもあったが、鎖骨から肩胛骨へ、骨盤、腰、足の裏まで、立ち方がおのずから定まる感覚。ばらばら、部分部分でしかなかった「からだ」が一つになった。そして息が楽に吐けて… もっと読む 〜立ちかた〜息が楽に吐ける〜
合唱団の練習会場申込に新宿文化センターへ。そのあと東新宿の広場でゆったりと本を読んでの帰り道、「あー、お久しぶりー!」。 以前、同じ合唱団にいた「テノールくん」である。 ・・・ 「演奏会、聴きに来てくださるんですか?」 … もっと読む 「テノールくん」また会いましょう!
風が違う!お盆が過ぎると風が一変する。暑さも「盆過ぎ」の風に特別の感がある。この時期の風に、澄んだ空気に、そして故郷に繋がるからだが静がになる。 「いんねん(一年)経っちひーんま(暇)がいらん」(一年経つのはあっと言う間… もっと読む お盆過ぎの風
『街場の戦争論』(内田樹著、ミシマ社)を、3月に一度読んだだけだったので、お盆のせめてこの時期だけでもと読み始める。3月に読んだときは恥ずかしながら初めて知ることばかりで内容も文も難しかった。 第三章までは内容が内容だけ… もっと読む 出会うべくして出会う
8月15日,黙祷のあとの、「天皇陛下のお言葉」にじーんと来てしまった。 新聞で今日読んでみても、「直前まで推敲を重ね」(東京新聞朝刊より)て生み出されるという言葉が静か、身体に染み入る。感慨に浸りながらぼんやり眺めていた… もっと読む 「天皇陛下のお言葉」の漢字
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