吾唯足知(ワレタダタルヲシル)
いつもより静かな朝、珈琲フィルターにお湯をそそぐ、いちばん静かなひととき。そういえば合唱の翌朝はとくべつにしずか…と改めて気づく。 ふと浮かんだ漢字一文字。口を中心に、上が吾、時計回りに唯、足、知の字になる。知足と読むら… もっと読む 吾唯足知(ワレタダタルヲシル)
いつもより静かな朝、珈琲フィルターにお湯をそそぐ、いちばん静かなひととき。そういえば合唱の翌朝はとくべつにしずか…と改めて気づく。 ふと浮かんだ漢字一文字。口を中心に、上が吾、時計回りに唯、足、知の字になる。知足と読むら… もっと読む 吾唯足知(ワレタダタルヲシル)
全体食は、何十年も前に、偶然(とは思えないが)手にした東洋医学の本で知った。〈いのちぜんたい〉と考えるだけで目の前の、食するものに対していとおしさが生まれる感じがする。 壽官陶苑のこの皿(トースト皿)は、生まれた背景(売… もっと読む 命全体・命まるごと
明けまして おめでとう ございます 今年もどうぞよろしくおねがいいたします 説明書きにある通り、陶器に入れたお酒に6、7時間ほど屠蘇散を浸しておいた。苦手な日本酒も難なく飲める、香りと味がこれほどまろやかになるとは、摩訶… もっと読む 2020年元旦
沈壽官窯 十四代は九十一歳「歳とって字も忘るっ」と電子辞書持ちます 渡り来て四百年の光陰(ひかりかげ) 海を見渡す玉山神社 右足を踏み出す初代当吉の〈生きる〉を造る十五代壽官 韓服の当吉の像 右足… もっと読む 短歌:沈壽官窯 ’18年1月号
***薩摩焼の里 美山〈沈壽官窯〉*** 『故郷忘じがたく候』くりかえし読みし先入観なら捨てよ 四十年前の美山の記憶あり孟宗竹に囲まれし異国 捕らわれし身を恥じその名捨て去りて幼名当吉を名乗りしという (初… もっと読む 短歌:美山〈沈壽官窯〉
一緒に写していただいた 写真を眺めていたら、14代沈壽官の後ろにこの漢詩(?)に気づく。 (写真がぼやけているのは拡大したためです。) 昨日在苑 本日不在 明日他出 毎日如斯 昨日苑に在りて 今日在らず 明日人は去る 日… もっと読む 「昨日在苑」14代沈壽官
玉山(たまやま)神社へ。沈壽官窯から5分足らずで一の鳥居。 二の鳥居 上がるとお茶畑が広がる。 茶畑を縫って。 鳥居、いくつ目? 玉山神社。神社から見える海の向こうの祖国を思い、オノリソを歌うところがあったような、『故郷… もっと読む 薩摩焼の里 美山(2017,6月)(2)
長島、出水、甑島、川内それからそれから…、朝になっても決まらない。今日は出かける日。車で迎えに来たいもうとが、美山にゆっくり行ってみたいと言う。ああ美山なら異存なし、バンザイ。 高速なので1時間足らずで着く。まず沈壽官窯… もっと読む 薩摩焼の里 美山(2017,6月)
いつ頃からだろうか、15代沈壽官のブログを拝読している。「直心直伝」のコラムは数ヶ月に一度しか読めないが、日常、展覧会のこと、旅のこと、韓国、日本のことなど、どこを読んでも文が静謐、人間愛に満ちて、内容とともに非常に感動… もっと読む 15代 沈壽官(2)
大九州展が銀座三越であることを、15代沈壽官氏のホームページで知った。沈壽官と言えば、司馬遼太郎の『故郷忘じがたく候』に、その14代が登場する。3月7日(火曜日)まで開催。明日は行けない、月曜日、火曜日も行けない。どうし… もっと読む 沈壽官窯の器
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