祖父と母(3)
母の言葉が沁み込んで6月に20日間近く(JRの往復割引が18日以内)実家で母と過ごした。もちろん介護のため。認知症でもまだ朝夕は(少なくとも私がいる間は)お経をあげていた。いつだったか読経が終わったあと突然「とど、かが、… もっと読む 祖父と母(3)
母の言葉が沁み込んで6月に20日間近く(JRの往復割引が18日以内)実家で母と過ごした。もちろん介護のため。認知症でもまだ朝夕は(少なくとも私がいる間は)お経をあげていた。いつだったか読経が終わったあと突然「とど、かが、… もっと読む 祖父と母(3)
本物にこころ落ち着く 少し涼しいのでここ何日か土鍋で味噌汁を作る。昆布と椎茸の出汁と麦味噌。やはり故郷の味。良い素材はどうしてこんなにゆったりとした落ち着きを与えるのかといつも不思議に思う。一口含むと「ふぅ~っッ。。。」… もっと読む 土鍋/大いなるもの/祖父
母が一首詠む 亡くなるまで痛みに顔を歪めながらも念仏していたいう祖父を母は詠んだ。この感動的な様子を何とか残しておきたい一心だったと今でも言う。三十年以上も前のことである。 《 逝く時にみほとけ信じ喜べと父が残せし念仏の… もっと読む 祖父の続き(叔父と母の短歌)
身体が緩み~わたし全体が変化する 母と周囲への怒り→介護者の集まり→斎藤学氏の本→「和みのヨーガ」/心と身体同時にアプローチ/さまざまのセラピー 今年2月、脳卒中で入院した母に付き添うため故郷に帰り、ひと月ほど病院に寝泊… もっと読む 「和みのヨーガ」すべては母から始まった
詩的で静謐 『ペコロスの母に会いに行く』の「みつえさん」はもちろん著者の岡野氏とも面識がない。ならば何故、虫の知らせのように〈書かねば、書かねば〉の衝動があったのだろう。人の〈こころね〉の深さまた著者の感性にたまらなく惹… もっと読む 「ペコロスの母に…」(3)
2014年8月25日(月曜日)毎日新聞夕刊にて岡野光江様の訃報を知りました。 『ペコロスの母に会いに行く』に感動して、昨日今日全く個人的な感想を書いたばかりだったのに。悲しくて悲しくて涙が止まりません。 心よりご冥福をお… もっと読む 「ペコロスの母…」岡野光江様の訃報8/25(月)毎日新聞夕刊
『ペコロスの母に・・』の続き、認知症のわが母の悪態も著者の母君「みつえさん」とそっくり!そして自分の非を認めないところも。 「また親ばワルモノにするぅ なんば言うか」「知らん知らん また親ばワルモンにして…」… もっと読む 「ペコロスの母に…」(2)
「なんと人間的な!」 眼差しの柔らかさ、悲しみを内包する笑い、感性の良さが方言と相俟ってじんわり沁み入り、読み手は心地好い身体感覚を味わえる。 わがふるさと阿久根と言葉が近いせいか、まるで自分の母と一緒にいるような錯覚に… もっと読む 「ペコロスの母に会いに行く」の読後感
素人の頭では、アプリ内を削除してもpcには残るとアホな事を考えたものだと思う。たまたま家でpcとiPadを両方開いていた(どちらが操作しやすいかなどをあれこれ実験中)。 iPadからぜぇ~んぶ消えた!もしやとパソコンの画… もっと読む 22日の削除→打ち直し(泣笑) 《詠う》
8月13日 千鳥ヶ淵戦没者墓苑まで~黄の菊を伯父に~ 戦死した伯父がいる。私は戦後生まれであるが8月は特別の月と感じる。6日9日そして15日はお盆と重なり母方の祖父母のことが思われ、身体が一年で最も静かである気がする。 … もっと読む 千鳥ヶ淵戦没者墓苑・不思議の黄の菊