変化するにちにち

沈壽官窯の器

大九州展が銀座三越であることを、15代沈壽官氏のホームページで知った。沈壽官と言えば、司馬遼太郎の『故郷忘じがたく候』に、その14代が登場する。3月7日(火曜日)まで開催。明日は行けない、月曜日、火曜日も行けない。どうしても今日行かなくては。

着いてゆっくり一通り眺め終わらないうちに、これ!と一眼で気に入ったものがあった。勝手なイメージかもしれないが、石蕗の葉を思わせるカップ&ソーサー。欲しいものが決まると一安心。店員さんとあれこれ話しながら一つ一つじっくり眺める。土曜日にしては(お昼時だからかもしれない)お客さんはまばら。

長く長く見ていらっしゃる二人連れがある。私がカウンターで支払いを済まして戻って来てもまだそこに、迷っておられる様子。こういうとき性格が出てしまって、「この長手急須の黒薩摩はいいですよ、私も使っています、蓋は、わざわざ置かなくても、ここに(取っ手と注ぎ口のところに収まるようになっている)置けて使いやすいですよ」、デモまでやってしまった。

見知らぬ人だけど、迷っている人には、その使い心地の良さなどを是非味わって欲しくてついつい。店員さんいわく、「ありがとうございます!うちで働きませんか」。

大きく撮りたかったが、向こうに立っている人の顔を出すわけにいかない。

いつものピンボケだけど、「焼酎を落ち着かせて」美味しく飲むコツが書かれている。

どうして色々な角度から写さなかったのだろう、せっかく行ったのに。肝心の、スープカップ&ソーサーのセットを写していない。大切に長く使おう。割りませんように!