戻る日,解放感もまたあり
発つ日、母はデイには頑として行かないを貫いた。でもこれが一昨日ではなく今日でよかったとの思いもまた真実。 今までは、デイの車ににこにこと乗り込んでいたのだが。少しずつ確実に変化している。 次回からは、デイのある日ではなく… もっと読む 戻る日,解放感もまたあり
発つ日、母はデイには頑として行かないを貫いた。でもこれが一昨日ではなく今日でよかったとの思いもまた真実。 今までは、デイの車ににこにこと乗り込んでいたのだが。少しずつ確実に変化している。 次回からは、デイのある日ではなく… もっと読む 戻る日,解放感もまたあり
わたしが帰って以来、母は一度もデイを休んだことはなかった。目覚めの第一声は毎回、〈も、風邪気味じゃっでいがんじんおほっ〉で、お決まりのパターン。 しかし食べている間に、または着替えているうちに自分で舵切りして行く気になっ… もっと読む 遠ざかりつつ見る
食べているうちに身体が温まるのだろう。食べ終わるとカレンダーに貼り付けた薬を剥いだ日を見て、 《きゅは火曜日じゃっね、もいっきむげめいござっで、うったっておらんなろね!》(今日は火曜日だね、もうすぐ迎えにいらっしゃるから… もっと読む のぞみ(望海)へ
溶け込むのではない、意思ではなく無意識的に溶け出す。 草木や水などの生命に、もう一つのいのち、〈われ〉が溶け出して、〈われ・かれ〉が薄らぐ。 年に3度の介護帰省も6年目になり、自然との一体感が帰るたびに強くなっている気が… もっと読む 溶け出す
「風邪気味じゃっちゆで休んでおほっ」デイに行く日、布団の中での一言。 やっぱりそう来たかと客観的でいられる、と言えば余裕有りのようだが、〈もう別にわしゃどうでもええけんね〉の境地。 母なる人は今でも手強い、無言で一瞥して… もっと読む 六日目「どうでもええけんね」
デイサービスに行く日。母は、 「いっこ来んね(長く来ない)」 と外に出る。橋の横に立っている人あり。 「Sさんじゃらい(Sさんだ)」 と言うやデイの荷物まで持って話しかけに行く。 「おまいもきゅは行っ日じゃっとな(あなた… もっと読む 川んそばはひやが(寒い)
今朝のボランティア10/24(金曜日)「助かります、助かります!」と職員さん(非常勤の方が多い)に言われると嬉しく、ついついその気になって、では明日も来ますと言ってしまう。11月になったら九州に帰るので出来る時だけでも役… もっと読む ボランティア