母とともに(介護帰省・鹿児島)

溶け出す

溶け込むのではない、意思ではなく無意識的に溶け出す。

草木や水などの生命に、もう一つのいのち、〈われ〉が溶け出して、〈われ・かれ〉が薄らぐ。

年に3度の介護帰省も6年目になり、自然との一体感が帰るたびに強くなっている気がする。豊かな時間だ。

デイの車に乗り込んでいそいそ出かける母を見送って、心置きなく帰れる。今日迎えに来てくださった方は、特別に対応の上手い方。

母が行かないとなった時でも、そのまま帰ることになる私の気持ちを察して、わざわざ来てくださったに違いない。そのような心遣いにじーんとなる。

いもうとが川内駅まで送ってくれる。今回はうろうろせず帰ることにする。

あ!「駅市」で赤鶏飯(おにぎり)を買ったんだけど、食べてしまった。で、写真無し。

懐かしの「つばめ」、乗ってみたいけど博多止まりだ。