短歌:2023-8〈母在します〉
・ 日々母と歩いた道を車窓より見つ 見えなくも橋ふたつ見ゆ// 百歳の母在しますいつまでもわたしは子ども「母」摩訶不思議// 隼人(はやひと)のさつまの海に沿うようにおれんじ鉄道ゆっくり行こう// ゆっくりとして行けと言… もっと読む 短歌:2023-8〈母在します〉
・ 日々母と歩いた道を車窓より見つ 見えなくも橋ふたつ見ゆ// 百歳の母在しますいつまでもわたしは子ども「母」摩訶不思議// 隼人(はやひと)のさつまの海に沿うようにおれんじ鉄道ゆっくり行こう// ゆっくりとして行けと言… もっと読む 短歌:2023-8〈母在します〉
⬆️百日紅 ・ 〈・・・黙祷・・・〉 ・ 4日は馬場で歌会。バスを待つのも暑いだろうと地下鉄にする。 涼もうと思って早めに出たら10時前には着いた。 5分も経たないうちにもう二人の女性も登場。あらー❣️と笑い合う、同じ思… もっと読む 好日東京支社歌会(2023-8)
・ 言葉なきものはしずかでいられるか千鳥ヶ淵の葉桜の下// 夢を見た 遊歩の橋を渡りつつ母と見上げたさくらの夢を// 何をしても悲しいときのおまじない亡くなった人が会いに来ている// 「面会は硝子戸越しです申し訳ありませ… もっと読む 短歌:「好日」2023-7〈夢を見た〉
⬆️杉並公会堂入口にある // 月に一度の歌会、互いの元気を確認し合う。 気づけば皆、言葉に迷いのある歌を出すようになった。歌会で互いに批評し合わないと表現に不安がある。 言葉を遣り取りするうちに〈これ!〉が見つかったり… もっと読む 好日東京支社歌会23-7/合唱
ひいらぎのなんてん否(いいえ)なんてんのひいらぎ否(いいえ)柊南天// 身の奥に目覚めぬままのとくべつの感情とういうものあるらしい// ・ 「好日」2023年6月号より 出すに堪えない4首を削除してあります ・ 題にした… もっと読む 短歌:2023-6「ひとりごと」
⬆️夏椿・ナツツバキ(シャラ・沙羅の木)? ・ 92歳の歌友が、タクシーの手配が混んでいてできず、杖と傘の両方を持つのは、、、と欠席の予定だったが、小降りで運よくタクシーに乗れたと来てくださった。 よかった❣️よかった❣… もっと読む ☔️☞🌧️23-6好日東京支社歌会
⬆️野口謙蔵画伯の「好日」表紙絵 ・ 天と地の間(あわい)にゆるくゆらぎつつ呼吸する樹よまっすぐ伸びよ// 樹木よりいただく息を足裏が心以上に感受している// 根を生やし立つ木のように大地より息取り入れて歌声となれ// … もっと読む 短歌:2023-5「呼吸」
⬆️紫陽花 ・ 相手の表情、反応が見られないもどかしさよりも、ネット上でぎこちなさはあっても、言葉をやりとりする心地よさのほうが勝る。 よりよい歌にするために、表現を磨くために一首ずつ言葉を俎の上に乗せて(表現よくないか… もっと読む Web歌会2023年5月
「神田川は浅くて水が清んでいるので、水面ではなく水の底に鯉のぼりの影が見える」と話してくださった俳人で「好日」で歌も詠まれるK氏。 高田馬場駅から2、3分で行ける神田川。歌会の会場の裏なので見に行ってから「お昼」にしまし… もっと読む 「好日」東京支社歌会’23-5
母と私の味噌汁の味噌を溶いていた2019年冬がきらきら// 生きものとしてゆるやかに衰えて母はにこにこ死へ向かいます// 一身を挺し生きかた死にかたをにこにこ見せているような母// 喜びは母の身体に残るだろう「正月にまた… もっと読む 短歌:2023-4「春麗」