— 変化するにちにち —
天・「いとをかし」
藤原定家の頃にはたしか、空と言わずに天と言っていたはず(勝手な思い込みかもしれないが)。 〈空〉と言うか〈天〉と言うかで、心がぜんぜん違ってくる気がする。 〈天〉だと恐れや畏敬の念が湧くが、〈空〉は自分と同じ地平線上で、… もっと読む 天・「いとをかし」
藤原定家の頃にはたしか、空と言わずに天と言っていたはず(勝手な思い込みかもしれないが)。 〈空〉と言うか〈天〉と言うかで、心がぜんぜん違ってくる気がする。 〈天〉だと恐れや畏敬の念が湧くが、〈空〉は自分と同じ地平線上で、… もっと読む 天・「いとをかし」
あめからのあめは天からの雨。天(あま)の原ではあっても天地(あめつち)だ。 急にこういう言葉を思いついてあれこれ考えながらいそいそと雨の中を出かけるのもまた愉し。 図書館が休みの雨の月曜日を閉じこもらずに(閉じこもっても… もっと読む あめからのあめ
風の強い残暑を感じる1日だった。家で汗をかいて歌の練習。身体確認をすると気持ちが落ち着く。 シューベルト「水の上で歌う」を聞くには、エリー・アーメリングがいい。男性ではディートリヒ・フィッシャー = ディースカウ、そして… もっと読む 彼岸の夕焼け
楠の葉がいっぱい落ちている〈森の径〉、今日は涼しい。〈時期〉〈時〉を得てか、油蝉が地に仰向けになってバタバタしている。 その羽音が悲鳴となってからだに伝わる。去年まではここまで思わなかった。 年年歳歳、〈いのち〉に対する… もっと読む 〈時〉を得る
18:50に撮る。高田馬場、戸山公園大久保地区方面。 月が出ているはずと気づいた時には10時過ぎていた。都庁がある西新宿方面
去年期限切れのまま放っておいたパスポート。新しいのを受け取りに都庁まで。 中国の義父の病気、自分を責めることはしないがタイミングが悪いとの思いがわずかながらある。〈風のことを考えよう〉。これは村上春樹、ではなく村上春樹が… もっと読む 「風のことを考えよう」