母とともに(介護帰省・鹿児島)

もろもろどろどろ

11日土曜日も、「んにゃこら風邪気味じゃっ、デイにゃ行だじゃならん、断らにゃ……」布団のなかで言っている。こっちも、ああ今日も行かないだろうな、の諦め感に覆われて気力落ち。

ご飯は冷蔵庫にあると言っても、母は5分もせずして忘れる。トイレに起きて空っぽの炊飯器を覗き、夜中に米を洗っていた。それ以来、〈ご飯は冷蔵庫にいっぱいあります〉と書いた紙を炊飯器に貼っている。

貼り紙を見ては「え、めしゃ冷蔵庫いいっとんね」と確認。だが不安なのかそこで終わらず、さらに冷蔵庫を開けて確認。「冷蔵庫いにゃめしゃながい!嘘ばっかい言で!」と非難。「ちゃんと見らんけ!」とわたしは反応。それから奥に仕舞わず一番手前、目につくところに置いている。

思い込み、勘違いなどによって、強い言葉で責める母に昔を思い出す。

今回は多くが自分との闘い。自分の内面を見ながら、怒りの反応も冷静に発しているという意識はあるのだけど重苦しい…、悲しくなってしまう。