変化するにちにち

チェコ語での暗譜

チェコのヤクブ・フルシャ氏をフルネームで覚えているのには理由がある。2011年、第九の演奏が終わると舞台袖で待っていてくださったのだ。にっこり一人一人と握手するために。柔らかな大きな手だった。すっかり感動して数日後サントリーホールへ、ドヴォジャーク「スターバトマーテル」を聞きに行った。アンケートにびっしり書いて送ったら都響よりフルシャ氏と当日のソリスト4氏のサイン入り色紙をいただいた。宝物。

そうだ暗譜のことだ。日本語はもちろん、チェコ語、フランス語、ドイツ語もある。入団して知ったのは、来年は創立五十周年、今年12月に記念の演奏会があるということ。

だからだ…、覚えても覚えても(いや覚えていない、練習しても練習しても)これでもかこれでもかと新しい曲が押し寄せる。そうだ暗譜、これに関してはやればできるという思いはある、その過程を楽しみたい(と宣言でもしないとやってられない!)。

書いてはみたものの…これより先は書かない方がよさそう。こういうタイミングで飛び込んだのも強い縁があってのことと必死に言い聞かせる、ときもある(溜息)。

⬇️「森の径」
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