2018 8月 WEB歌会
参加は一年ぶりだろうか。あらためて思ったことは、微妙なニュアンスを伝わるように書くのは、また分かってもらうのは至難の技。。。 「微妙さ」が伝わるというのは、文字だけではなく表情、声のトーン、ためらったり、うつむいたり、う… もっと読む 2018 8月 WEB歌会
参加は一年ぶりだろうか。あらためて思ったことは、微妙なニュアンスを伝わるように書くのは、また分かってもらうのは至難の技。。。 「微妙さ」が伝わるというのは、文字だけではなく表情、声のトーン、ためらったり、うつむいたり、う… もっと読む 2018 8月 WEB歌会
《 山川 》 《 山川のながれに素足ひたしつつ水より生える人体となる 》 《 海に向く椅子に腰かけ見つめいる海にある文字(もんじ)母、波高し 》 《あじさいを切る花ばさみその音は陶苑の澄む水に似て… もっと読む 短歌 :「好日」’18年8月号より
松平修文歌集『トゥオネラ』を取り上げた。 書けない不安のストレスでいつもなら自滅寸前だけど、書けないながら、何となくできあがったイメージがあって、今回は大丈夫である気もしたのだが、、、。 そのあとが地獄、ではなかったが、… もっと読む いざ投函!
心よりお悔やみを申し上げます 「誇り」 「好日」2016年2月号より 《屈せずと見つめる先の揺らがざり人の誇りを見す翁長知事》 《面(おも)上げて見据える翁長知事が見す この国が失くしたような誇りを》… もっと読む 翁長知事
《墓までの歩》 《人を焼いて生まれる煙やがて雲にそうして雨になりて降り来よ》 《お参りにきている誰かと話したくて墓までの歩を母はよろこぶ》 《墓はすでに造花に変えしを今日母は庭のしらぎくいっぽん手折る》 《… もっと読む 短歌:「好日」’18年7月号より
《 橋まで 》 兄の死を知らない母よあの橋まで歩こう兄が手を振った橋 /… もっと読む 短歌 :好日2018年6月号より
《ひかり》 悲しみはたいせつだからもう少しこのカフェにいてひかり眺めん // 死者に向き地団駄踏んで哭くという「哭礼(こくれい)」いつの頃より廃れき // 光美(は)しひかりさんさん兄… もっと読む 短歌:「好日」2018年5月号より
《 兄 》 ふるさとの日に輝けるさざれなみ訃報受けたる身のうちに生(あ)る さざなみを輝かすのは光です音です兄の死の知らせです 6首のう… もっと読む 短歌:「好日」2018年 4月号
沈壽官陶苑 (2) 壽官邸の門をくぐれば太極旗、日の丸が同じ高さに並ぶ 太極旗、日の丸のもと丈ひくきトルハルバンが莞爾と座せり 窯元の庭に敷かるる歴代の陶器のかけら秋の日に照る … もっと読む 短歌 :「 好日」 2018年3月号
十二月 十二月わが生まれ月それだけのことなんだけど空を見上げる 講義中の T 先生のポケットより「 川の流れのように 」ながれ来 (く) 出すまいと一度は考えたけど出さないよりは…… もっと読む 短歌:「好日」 2018年2月号
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