あめ・モーム『雨』
そういえばモームに『雨』があった。この原作の映画も見た。梅雨と言うより雨季の強い雨の印象がある。監督の名は覚えていない。 歌舞伎町?ジャズ喫茶の二階で、4、50人ほどでいっぱいになるような映画館だった。うろ覚えだけど、ま… もっと読む あめ・モーム『雨』
そういえばモームに『雨』があった。この原作の映画も見た。梅雨と言うより雨季の強い雨の印象がある。監督の名は覚えていない。 歌舞伎町?ジャズ喫茶の二階で、4、50人ほどでいっぱいになるような映画館だった。うろ覚えだけど、ま… もっと読む あめ・モーム『雨』
《虚(うろ)》 《「さびしさの果て南国ぞ旅ゆく」の母の誤読をおりおり思う》 《29日のわが生日を祖父祖母の命日が前後して包み込む》 《名を変えてみたくもあれど名づけおや祖父を思いて一穂(いっすい)点す》 《頭上なる真青き… もっと読む 短歌:2019年3月号より
《 大円 》 《「過ぎ行きは比喩にすぎない」有無(ありなし)の風のような息で歌い始める》註:「」内は〈千人の交響曲〉Ⅱ 部のゲーテの詩 《 傷あとに霧の湿りが沁み込んでくるけどそれは煌めきである 》 《 祖母たちは六人姉… もっと読む 短歌:2019年2月号より
高田馬場にて。出席率100%で4人。歌はこれから載るものなのでここには出せないけど今回は4人ともわりあいに不調だった気がする。 特に自分の歌。1首も新しいものがなく、1月に出したものを持っていく。歌がまずいと楽しくない、… もっと読む 好日東京支社歌会2019年2月
湧泉 《 新しく年がはじまりあたらしき忌日生まれる兄の一周忌 》 《 いつの日も目覚めてあれよ足裏の湧泉というちいさな窪み 》 《 柿の葉の紅葉(もみじ)を拾ったんですよ にこにこと鞄開けますT氏 》 《 良き歌集読めば… もっと読む 短歌:2019年1月号より
《 薩摩大川 》 《 無人駅薩摩大川のホームよりかすみて見ゆる霧島神社 》 《 隼人(はやひと)の薩摩大川 山川のながれ聞こえるここは「圏外」 》 《 朝早く墓まで行ってもう水も飲ませてきたとヤツおばん言う 》 《 サヨ… もっと読む 短歌:「好日」2018年12月号より
《戦死した子がいた祖母の盂蘭盆の精進汁を今年も作る》 《「台湾沖に沈んだというが兄さんは如何なる死に方したのだろうか」》 《「台湾沖い/沈んだついどん/あんさんな/いげな死ん方/したっじゃろがい」》 《千鳥ヶ淵戦没者墓苑… もっと読む 短歌:2018-11《潮風匂う》
・・・八月・・・ 《 UVの加工した傘の影濃くて歩を止めしばしわが影を見つむ 》 《 森の径の水木の色の変わりそめその実のふかき不可思議を思う 》 《 ばあちゃんの家の仏間で動かずに戦死した伯父がいつも… もっと読む 短歌:2018年10月号より
圧力 《 焼き海苔を黙(もだ)しあじわう 人の死と引き換えのような香典返し 》 《 かなしみは身体を汚すことらしい老廃物のなみだ出てくる 》 《 すずかけの葉が動かない空梅雨… もっと読む 短歌:「好日」2018年9月号より
iPadを忘れたが引き返す時間なし、これで行くしかない(ケータイはほとんど家で眠っている)。 昨夜、予知能力が働いたのか、歌はネットに送っていたのでファミマでプリントしてOK。地域センターの申込番号も手帳にメモしていた。… もっと読む 9月の支社歌会&トチの実
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