変化するにちにち

Meine Lieder,「私の歌」

⬆️戸山公園箱根山地区の音楽堂跡

詩:Gustav Adolf Frey(フレイ)

曲:Johannes Brahms(ブラームス)

Wenn mein Herz beginnt zu klingen

und den Tönen löst die Schwingen,

schweben vor mir her und wieder

bleiche Wonnen, unvergessen

und die Schatten von Cypressen.

Dunkel klingen meine Lieder,

dunkel klingen meine Lieder !

わたしのこころが鳴りはじめ

音がその翼を解き放つとき、

ふたたび目の前に漂う

色褪せたよろこび,忘れ得ぬもの

そして糸杉の影。

暗く響くわたしの歌、

暗く響くわたしの歌!

詩人の名は初めて聞く。多くは読んでいないが普遍性のある詩はそんなにはない。

暗く響く理由も何も書いていない、であるからこそ、その時々の思い、感情を容れる器になれる

Kling(鳴る、響く)は淡くなった痛みだろうか、一定のリズムで静かな鐘が身体の中で響く。

内包するものの計り知れなさ。

変わらぬ音、微妙にズレて移っていく音。

ブラームスの心の機微に触れる思い。

🙏何百、それ以上の歌曲の詩の日本語訳をweb上に無料公開されている方々に感謝🙏

おーい!

⬆️奥は戸山教会

⬆️ムクノキ

⬆️箱根山、登る人が見えます

⬆️戸山公園(箱根山地区)陸軍軍楽隊の野外音楽堂跡

⬆️音楽堂跡の中心にある

⬆️更に大きく