変化するにちにち, 歌う, 母とともに(介護帰省・鹿児島)

余韻(2)

母との別れかたに思い残すことはない。

「まだ正月じ戻って来っで」

「え、そいがよがが、おいもこげにゃ長ごはおらんたっで」

笑えた。一瞬でもそう思ったのだ。お正月に帰る、と言葉にした私も、その時の真実の中にいる。いいやりとり、別れができた。

帰る前にもう一回面会にといもうとが誘ってくれたけど断った。これでいい。会わなくていい。

Teさんは同級生というよりも東京の日常で知り合った友人の感じがして、不思議で気持ちの良いゆったりした時間があった。Kaさんは駅のホームまで走って?来てくれた。

川内でまで会いに来てくれたいもうと。話すほどにいとおしく…。母が施設にいるということがストレスにならないように願う。私だったらそこに居るというだけでプレッシャーになる気がする。今になってそういうことに気づく。息抜き手抜きをしてほしい

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98歳。。。

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先週10日にレッスンがあって、うまい具合に切り替わりつつある。できる時に行って先生の言葉を吸収したい。先生は花粉の季節が始まる前にいち早く東京を去ってしまわれるお方。。。

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12日、早稲田からの帰り道

公園を抜ける寂寥という言葉が合う。

箱根山の下