変化するにちにち

春節:年年歳歳花相似たり

今日は旧暦(農歴)の正月、中国では春節。去年の今は健在だった義父がいない。分かってはいるけど、この時期に必ず声を聞いていた人がいない。

年年歳歳花相似 //年年歳歳花相似たり//毎年毎年花は同じように開く

歳歳年年人不同 //歳歳年年人同じからず // だが毎歳毎歳花を見る人は同じではない

これは劉希夷<きい>(字は廷芝<ていし>)「代白頭吟」「白頭を悲しむ翁に代わりて」に出てくる2行だ。さらに2行を置いて「紅顔の美少年」という聞き慣れた言葉が来る。

此翁白頭真可憐 //此(こ)の翁 白頭 真(まこと)に憐れむ可(べ)し //この白髪の老人は憐れだが

伊昔紅顔美少年 // 伊(こ)れ昔 紅顔の美少年 // 昔は、紅顔の美少年だったのだ

(一海知義著『漢詩一日一首(春)』平凡社ライブラリーより)

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早稲田から夏目坂を上がって、大昔からある早稲田自然食品センターに寄ってパンを買う。さらに行ってヒューガルデンを置いているスーパーへ。なんといっても今日は旧正月、おいしいビールを飲まなくては。残念至極売り切れだった。。。