保育園の裏庭のような小径を通って、、、通りながら急に小さい頃を思い出した。
祖父の家に行くには隣家の、祖父の兄の庭を通るのが近道だった。
弟といつも「庭を通らっしゃーい!(庭を通してくださーい!)」と大きな声で挨拶して通してもらう、おられんでん(いらっしゃらなくても)と母から祖父からも言われていた。
ある時、「黙って走ろう!」となって、無言で走り抜けた。スリル満点!うまく行ったと思った。
後日、祖父に、弟も私もこっぴどく叱られた。でもなぜバレたのかと子ども心に不思議だった。
・・・・・
小学校横の丘へ
鈴懸・プラタナスの木の前
落ちても葉の影がくっきり
思い出したついでに、小学生の時には紙芝居をよく見せてもらった。「職員会議」と称する時間だったのだろうか、上級生が下級生の教室に来て読んでくれるのだ。
『最後の一葉』がこの木と重なる。自分に都合のいいように「記憶を塗り変え」て、葛の葉がいつのまにかプラタナスになってしまったようだ。
大久保通りに出る径。さらに新宿イーストサイドスクエアの広場まで、楽譜を持って。
新宿文化センターの前まで行った。今週22日(日曜日)には演奏会がある。オケ無し。観客無しとまではいかないが、〈来て嬉し来なくて嬉し?演奏会〉だろうか。コロナの影響は大きい。
コメントを投稿するにはログインしてください。