変化するにちにち, 母とともに(介護帰省・鹿児島)

脚立を出してイヌマキの剪定

1枝2枝だけ、花鋏でチョキチョキとはじめたけど、楽しくてやめられない。雨に濡れても〈切りたい!〉が勝ってしまう。

母は切り落とした葉を、「ぶい」に入れて捨てに行く。こういうことには生き生き動く。

「ぶい」は方言?

やればやるほど、あっちもこっちも、気になる。いつのまにか両手で使う鋏(刈込みばさみ?)、それから脚立を引っ張り出して、、、届かない、一番上に上ると危ない(経験済み)。

大きい脚立も出す。2メートルはある?しかし本降りになってしまって、、、ここでオワリ!

夕方、庭で猫を見た。あー!と叫んだ。猫もこっちを見た。(天井にいる猫はあなた、いいや、あんたたちでしょ !?)。猫の表情が変わり、横を向いてフン!と応じた。まさに、〈フン!〉だった。

そして堂々として床下に入っていった。床下から納屋に抜け、梯子を上がって天井に行くのだ。

「あんしも(あの人?〈猫だけど〉たちも) 生ぎって行がにゃいがんたっで」、「生ぎっといむんじゃっで(生きているものだから)」。

母のその言葉、、、聞いた途端に身のどこかに刺さった。母の命を言ったように思えてしまった。

そして猫に、居てもいいかも、、、?と少しだけ変化した。