変化するにちにち

「カルミナブラーナ」(3) パート確認

パート確認のための発声チェック、何回受けてもプレッシャーを感じる。落ち着こうと朝から思うこと自体が緊張のあかし。ケセラセラ!とはいかない。

朝、帯津良一先生の〈新・呼吸法「時空」〉をやってみる。今までのように〈長いなー〉と感じることもなしに動作を味わえている。

終わると、身体が木のように一本すっと立ちそよげる感じ。緩んで大きな空間を持つ歌える体に変身。

「時空」は、「4億年前の波打ち際のリズム」など、「生命史に想いを馳せる」言葉がある。「人間の遠い先祖が鰓呼吸から、波打ち際で数百万年かけて獲得した肺呼吸。その長い時間の中で、波打ち際のリズムが呼吸のリズムとして、身体に刻み込まれている」のだという。

この呼吸法のお陰で1日ゆったり気持ちよく過ごして夕方、文化センターへ。先に来ていた人たちの声、《 ♪♪♪ああああ・・・・あー、♪♪♪ああああ・・・・あー 》、を聞きながら一列に並んで自分の順番を待つ。人の色々な声。やはりどきどきする。

パート確認は、7時に一旦終わって練習が始まる、ぎりぎりのところで自分の番が来てセーフ。残っている人たちは練習が終わってから受けることになる。わたしの後ろに2,30人は並んでいた。