変化するにちにち

凹んで凸

1月25日(水曜日)の夕日。冬至の夕日の位置は都庁よりさらに北より?(方向音痴?常識が足りない?)になるが、だいぶ位置がずれてきた。

木曜日。あ!とこの猫に出遇い、お久しぶり!と声をかけてしまった。通じると感じ嬉しい。ンニャ〜ンと応えてくれた。

明けても暮れても身体確認、呼吸、発声。「柵から飛び出し」、今まで出来なかったことができるように、は、なった。それはそれで肯定。でもでもネガティヴなこともある。ときどき喉に引っかかる?潰れた母音がある?録音して、聞いて、やり直して、………あーあ。大きく凹んだ(1日だけだったけど)。

水曜日夜のヴェルレクでは何とかここから脱却しようと身体感覚に集中、といえば聞こえがいいけど実際は???

テレビで大竹しのぶの、一瞬だけだが歌う場面、すごいちゃんとした発声。気を取り直してまたあれこれ身体確認、単純だとは思いながらも。

単純ついでに手元の鴻上尚史の本(『発声と身体のレッスン』ちくま文庫)をペラペラ捲ってみる。たとえば「背骨の外側でなく内側で立つことを感じて……」、ああこれは簡単。仙骨の内側を擦る感覚だってある。出来るようになったことがいっぱいある、と思ったら途端に元気が出てきた。ちなみにこの本の解説は能楽師安田登。

今週は凹凸激しかったけど収穫も大である。新たな単純をもう一つ。凹むと訓読みがあるが、凸の訓読みはない?凸る、凸する?頭がぼんやりしてこういうことに辿り着いた。