変化するにちにち

雪が降っている

文化センターを出ると雪。雪は好きだ。歳末の大雪の日に生まれたと母に何度も聞いているからかもしれない。雪を見ると名づけ親である母方の祖父を懐う。

合唱の練習会場申込に文化センターへ。家を出るとき雨が降りそうだったが、この時期の特別の楽しみはくるぶし近くまであるダッフルコート。黄色の(これが不思議な色で気に入っている)ダッフルコートを着て、雨でも雪でもフードをかぶると、身体と心地よい服との一体感にふんわり包まれる。

イギリスにいるような気分になる。イギリスではホントに傘さす人を見なかった。髪がびしょびしょになるくらいでも気にもしないように見えた。雪降るなかを歩くのは心地好い。身体の不思議を思う。30年も経つのにチェスターにいた当時の寒さを思い出 す。