変化するにちにち

母いわくキャラメロン首相…

24日(金曜日)、「キャラメロン首相ち、ゆにっか名じゃっね(キャラメロン首相って、言いにくい名だねぇ」と母が言う。キャラメルか……。。。EU離脱が決定し、キャメロン首相の辞意表明のニュースを見ていたときのこと。

お経を上げるとき眼鏡をかける母、確か80歳前に白内障の手術をして見えるはずでは?新聞も眼鏡なしで毎朝読んでいる。「眼鏡をかげんち、字は見ゆっせんけ(眼鏡をかけなくても、字は見えるのではありませんか)」と聞いてみる。「えぇーそいじゃったねぇ(あーそうだったね)」と漢字を指でなぞりながら(行を間違えないように)スラスラ読み始める。

今回の雨で隣の屋敷跡の背戸の石垣が大きく崩れた。前の山も崩れている。母も不安になっている様子。夜はテーブルを仏間に移して玄関近くギリギリに布団を敷いて寝る。背戸から出来るだけ遠いところに寝ようと母が言う。降っては止みの繰り返し。

竹の葉ずれののようなシャーシャーと鳴き声がいっせいに聞こえはじめ一斉に止む。赤い色の蝉だと聞いた、名は? 凄いのは「一斉に」ということ、人間にない(退化してしまった?)特別なものを持っているということだ。カエルの声のようなの蝉も聞こえるし、ジージー音もあって一種類ではない。

今アンテナマークが一つ出ている。出ているだけでも助かる。

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