変化するにちにち

ローズマリーを先生に

京都で、
ローズマリーを中野照子先生に持って行った。買ってではなく、貰ってでもなく。

道端で見かけたのでもなく、あそこ(どこかは言わないほうが良さそう)で出逢ってしまった。
ローズマリーを見つける度にわたしは両手で触ったり、また軽く撫でて香りを手に移す、夜寝るときまで匂って爽やかと当日の相棒に説明する。
そうしたら何と、「先生におみやげ!いただこう!」(ウッヒャー!楽しい!)。

先生は「いい香り、……、……、」とさすがお花の先生。香が残るように先生の髪にも触れて差し上げる。