喉の調子がよくない(単純に発声がまだまだという事かも知れない)。
毎週火曜日に二回、朝夜、時間は空けるとは言っても、声帯には負担になるのかも。「ミサ・ソレムニス」は少し加減して歌うべしと誰もが言う。演奏会も迫って、意気込んでしまった結果が、すこーし喉がザラつく。このまま行ってはダメと警告を発している。
ネットで探したら、2011年、東大の清水康宏氏の研究発表に出会った。「ベートーベン《ミサ・ソレムニス》のヘーゲル主義的解釈」(ああ、題だけでは何のことやら、凡人にはさっぱり)。
単語だけ抜きだす無謀をやってしまうと、「声部の困難さ」「器楽の優位」「歌唱法からの『逸脱』」「無謀ともいえる運声法」
ああやっぱり!と、ここで自己弁護してはいけない!
ベートーベンに何か言われそうである。
「君たちねぇ、いや、君ねぇ、自分の発声の未熟さを作曲家のせいにしてはいけないよ!」
「まったくもって、そのとおりです」
道は遠し!されど歩く(走っているかも)!楽しみながら!