— 詠う(短歌) —
短歌:2020-6〈水の華〉
2020年マスクをつけて砂のような煙のような息吐いている// 桜蕊(さくらしべ)落ちて地にあり三月に見上げいてそこに見えざりしもの// わが生める歌にはあらず いただける身を成す水の華でこそあれ// 十五分歩けば漱石山房… もっと読む 短歌:2020-6〈水の華〉
2020年マスクをつけて砂のような煙のような息吐いている// 桜蕊(さくらしべ)落ちて地にあり三月に見上げいてそこに見えざりしもの// わが生める歌にはあらず いただける身を成す水の華でこそあれ// 十五分歩けば漱石山房… もっと読む 短歌:2020-6〈水の華〉
この原稿用紙をあげたらもしかして喜んでもらえるかもしれない。漱石山房へ買いに行く。19字詰10行のもの。 「此原稿紙を拵らへた時に、新聞が十九字詰であったからである」と漱石の言葉が付いている。 庭に芭蕉の花が咲いていた。… もっと読む 漱石山房へ原稿用紙を買いに