詠う(短歌)

ひとひ眺めてゆうぐれて

🌸

さくら さくら

ひとひ ながめて

ゆうぐれて

身より はなびら色の

出(い)ず

🌸

ひとひ(一日)

2018年頃の作かと思う。母と橋の上で眺めた日であったような気もするし、新宿のいつもの場所だったような気もする。大切な、たいせつな一首。

「好日」2023年1月号でこの歌を批評してくださる方があって、ああそういえばあったなぁ、、、と。また忘れないうちに載せておくことにした。