『シューベルトの「冬の旅」』を3日間で読み終えてしまった。自分でもびっくり。斜め読みもほとんど無しの一気読み。前回を思い出せないほど何年も、こういうことはなかった。
内容は難しいことこの上ない(ワタシには)、だけど分からないながらも面白い、読みたいと思わせる。読み終わって身体から湯気が出ている感じ。
シューベルトの手紙、詩をはじめ資料が多く、視点が多角的で、生身のシューベルトに少しだけでも近づいた気がする。
著者でテノール歌手 イアン・ボストリッジの温かい「思い」が、内容の濃さ以上にある。
翻訳は、日本語が不自然でつまらない!という強い先入観の壁を取っ払ってくれた。「著者(翻訳者)を読む」ということだろうか。
返却までの2習慣、延長すれば更に2週間がプラスされる。あと2、3回は読みたい。
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東京芸術劇場前の音符のついたツリーがまだあった。急いで撮った1枚、案の定ピンボケでありました。。。
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