梅干し。。。美しくて見入ってしまう。
心込めて作られたであろうことは、梅のやわらかな色、ふくらみ具合などのその表情から、作り方はまったくわからない者にもちょくせつ伝わる。
潰れないように平らに一粒ひとつぶ並んでいる。同年代(?)だけどまるで「おやごころ」。
それをお気に入りの器に、わたしもひとつぶひとつぶ、紫蘇も少しずつ添えてそっと並べる。
なんという豊かさ。
上からしばらく眺める。あの青い固い梅がじっくりここまで変わるのだ、摩訶不思議!
豊穣。。。
おにぎりを今までいかにテキトーに作っていたかがわかる。ほんの少し足しただけでおいしい。刺激のないやわらかな味。
豊饒(この漢字のほうがいい)。。。
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