変化するにちにち

桜ニ気ヲ取ラレテイル間ニ

桜ばかりに気を取られていたと気づいた。こういう景色が生まれていたのだ。〈気を取られる〉とは言い得ている、〈気を奪われる〉もある。時代を遡るほど人の身体感覚は冴えていたのだろう。

新しい葉が生まれてトンネルができるほど。

シロヤマブキで黒い実がある。

教会の近く。桜もそろそろおわり。