変化するにちにち

「ねこはしる」「あらしの…」(終)

あるかなしかの雨、小枝にとどまる滴がきれい。写真を撮りながら会場へ向かう。最終日は金曜日ではなく今日土曜日、発表会形式でやる。

『あらしのよるに』のヤギさん役が今日は来られなくて別の人に変わる。オオカミの私は、相手がどう出てくるかとわくわく。先週までは賢そうなヤギさんが、今日は、若くて真っ直ぐな感じ、言葉のやりとりが、トーンが相手によって変わる、キャッチボールの楽しさを十分に味わった。

一人で一冊を読み通すのもいいが、役があると相手の声を聞いて返す「掛け合い」が生き生きと動いて、「場」が躍動する感じがある。

教える人がいない、こうしなさいああしなさいという人もいない、同等で自由な「場」が清々しい。4月からものんびり続けようとなった。

⬇️大久保通り。ハナミズキの枝の滴。

⬇️摩訶不思議の自然界。

終わった時には朝よりも雨がやや強い。打ち上げと銘打って3人でビールで乾杯。雷まじりの雨になっても心晴々と帰路につく。