〈ついたち〉を入力したら〈朔〉も出てきた、辞書には「月立ち」の転とある。旧暦・農暦だと、暮らしと言葉が重なってどんなにか自然に近づけるだろうと憧れる。
昨日は、(明日から3月)との思いにうきうきしていた。目覚めて3月1日にふさわしい光を飽きもせず眺める。
重い身体の椎骨をひとつひとつ折るように曲げていく。両腕が次第に重くなって下に下に下がるのを感じながら吐いて吸うをゆっくりゆっくり繰り返す。餅が伸びるように背中が肩甲骨がひろがって気持ちよい。
普通の軽い身体だったら何も感じないかもしれない。緊まっていた身体が広がり膨らんでいくような摩訶不思議をたっぷり味わう。
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13:11
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なにはさておきふるさとへかえりたいおもいのさんがつ。
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