変化するにちにち

タイミング

彼女とはたぶん十年以上会っていない。朗読をする友人が「彼女も来ています」と待ち合わせの場所に一緒に来てくれた。

大昔、「表現のつまるところは呼吸よね」と彼女に言われ、呆気に取られて呆然とした記憶が鮮明にある。呼吸のことは何もわからなかったが、彼女の朗読には吸い込まれた。

新宿区の地域センターで年に2回、プロ集団のような朗読会をよく聞きに行った。来年また地域センターの助成金を得てプチ講座をやると言う。

参加したい!思わず言ってしまった。身体の咄嗟の反応だ、「身体は頭より信用できる」。

偶然とは思えないタイミング良い出会い、縁だ。こういう「ご縁には飛びつくべし」と内田樹氏もしょっちゅう書いておられる。

そろそろ合唱とも両立できる時期かもしれない。自分の殻(ガチガチゴチゴチだったなあ・・・)もだいぶ破った気がする。

まさに「自らを解放する呼吸」の賜物。