変化するにちにち

木曜日・聖木曜日

〈木〉の漢字がある木曜日、木は静かで神々しい、聖木曜日と勝手に思っている。

この時期の〈森の径〉は木のトンネルのようになっていて、現実からすこし離れた時間と空間を供してくれるような気がする。

呼吸を意識しながら木々の中を歩く。〈今歩いている〉自分の内側がどんどん広がって周囲と一体化するような感覚になる。

名は?

みずき。まだ小さく低い。めずらしく近くで見られて感激。

梅の実もすでに見られた。

見るたびに不思議をくれる彼岸花の葉、倒れてこれからますます枯れていく。

白い花は5ミリにも満たないような小ささ、右下の赤いのは桜の蕊。近づいて近づいてもっともっとちかづいて、この大きさになった。