翌朝阿久根の病院へ直行するのは精神的にもきつい、ママちゃんのお店でお昼をしてからにしようとのんびり構える。
彼女から臨時休業との返信。猫ちゃんを病院に連れて行くのだと。しばらくしてまた連絡が来て、猫がそのまま一泊の入院ということになった、どこか外にお昼に行こうとの誘い。
嬉しい。しかし川内をまだうろうろしているからと断った。うろうろしているんだったら早く電車に乗って阿久根に来なさいと言う。
じーんとくる、なんと情ある人。いつもと違う状況、大袈裟に言えば〈異郷に一人〉の精神状態で、こういう時の優しい言葉は、身体の感情の核に刺さる。
ママちゃんとは6年前、母が入院した折に知り合った。病院の隣のどう見たって普通の家、そこにランチの幟があるだけ。勇気を出してガラガラと戸を滑らすと「あがんやんせ!(上がってください)」と気持ちのよい声、やはり「家」だった。
阿久根駅前の「ぶえんかん」に初めて入った。阿久根にもこんなに人がいる?と思うほど賑やか。賑やかは温かい!
そのあとはママちゃんのお店を開けて、コーヒー&デザートをご馳走になる、もちろんお昼も。しあわせ。。。
・・・・・
川内駅で、これから乗るおれんじ鉄道
降りたい!思いの薩摩大川駅を過ぎて、車窓からの霧島神社。鳥居が、、、鳥居になっていない。残念。左端に大きい男に人が座っていた。左下がその人の肩。
小さい頃、よく耳にした「ぶえん」。
ママちゃんの店。ミモザを見ると春。
さあ、母のところに行こう!
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