詠う(短歌)

短歌:好日2019年10月号より

脊柱 //

暑い日は空調を消し目を閉じてランゲルハンス島へ避難せよ//

墓参りせぬ八月の盂蘭盆は「拝み洗い」で米を研ぐなり//

ふるさとの水の流れの音のように脊柱いつも清らかにあれ//

干からびた蚯蚓(みみず)つぶれた油蝉熊蟬を〈森の径〉で日々見る//

祖母のいちばん下の妹スエ婆は末鶴(すえづる)という名であったのだ//

「紫花菜」(むらさきはなな)うつくしと詠む人のありわたしの「紫菜花」(むらさきなばな)どうなる//

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iPadに保存していたものを気になる部分を改作してアップしました。好日を持って来ていないのでもしかして間違いがあるかもしれません。

お読みくださってありがとうございます😊😊😊