変化するにちにち

「和みのヨーガ」研修会

六本木のスタジオは大通りを一歩入った住宅地にある。

インストラクター同士、ほとんど知らない人ばかりだけど安心していられる。特有の、「場」のやわらかさがある。

円座になって自己紹介をして3人または2人1組になってワークをはじめる。

〈ワークをする〉〈してもらう〉〈見る〉という3回の違う体験をする。

あーわたしのからだも成長しているー。背中をやってもらっている手を、大仏さまの手のように感じる。背中も手も脚も片側ずつ味わって、頭蓋骨のところでは半分眠ってしまう。

また、ペアーの方の脱力した手、脚を感じながら手を当てていく。脱力して委ねられている身体を受けとって共振するのか、まことに気持ちいい。

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乃木坂駅を上がって青山墓地の方に出る。

帰り道で思い出す。ここで遠くから、♪ゆきさ〜〜〜ん♪と呼ばれたことがあった。ガンダーリ先生とパートナーのともさんだった。

スタジオでいつも静かに微笑んで受付にいらっしゃったともさんが今日はいない。

ともさんがいないスタジオに違和感なのか不思議な体感があった、そして亡くなったのだということが少し実感された・・・