歌う

千人の交響曲・振りの表現

指揮合わせ。大変なことも含めて楽しい。

〈共振〉〈シンクロ〉。マエストロの「磁場」から生まれるのは〈なにかとんでもない〉空間だ。

全身での「振り」を感じ取っての合唱。声の質としては素人の域を出ていなくても、「共振」という次元では同等または優ってしまうかもしれない。

「言葉の次元ではなく『人間であれば分かる』という次元まで落とし込む」(「精神的にも肉体的にも」)。これは以前このブログに書いたが、指揮者大野和士の「振り」についての言葉だ。まさにこの言葉そのものを実体験したと思う。

気づく気づかないを超えて、意識しようがしまいが、その「磁場」にあるそれぞれの身体が共振して生まれるもの。