久々に晴れて
暑さもあるが万歩時計をして出かける。明日の流鏑馬の〈稽古〉もあるに違いない。
箱根山のいつもと違う音楽堂の脇を抜けて、クヌギの木の横を通ろう。
クヌギ・椚・櫟、好きな字は櫟!実がいっぱい落ちている。拾った実を、倒れた木の上に乗せて、、、しばし眺めてみる。
帽子のようなものは、殻斗(かくと)と言うらしい。その帽子を被ったままの実、外そうとしたがダメだった。いのちを守る力。見るほどにいとおしい。
これは石ではなく、紙で作ってある。上に歩いている人も見える。
左寄りの10センチくらい盛り上がっているところが馬場。ケータイを持って指示している人に聞いてみた。馬場の全長は220メートル、一般的には240メートルなのだそう。
まだ的は付いていない。練習(〈稽古〉と言うようだ)はないの?これを撮ってと帰ろうとしていたら馬がやって来た。ここ(穴八幡)の流鏑馬は小笠原流で、普段、馬は御殿場にいるのだそう。
歩いて2往復、それから小走り、駆け足、フルスピード(独特の言葉があるのだろうけど……)まず馬を馴らすために徐々にスピードを上げていくのだと。
カラダのいちばん小さい茶色い馬(先頭)が一番早いのだと。あ、左前足が白いのは去年も見た。
今の西洋の馬はカラダが大きくてスピードが速いらしい。日本のものは小柄でそんなに速くなく、昔々は的も射やすかったのだそうな。
写真をお願いし終わらないうちに、馬がまずこちらを向いてくれた。〈どうぞ〉と快諾。
脚を撮らせてくださいとカメラを向けると、、、なんと脚を交差してポーズまで・・・!動かずに待ってくれる。ココロが近づいて、〈来年も来ますからね!〉のココロモチ。
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