ロルフィング(Rolfing)

Rolfing 10回終わる

カラダ摩訶不思議!が今日ほど膨らんだことはない、とセッションを受けるたびに思っただろうけど覚えていない。で、今回もそう思う。

8,9回目あたりからあちこち細かな変化がありすぎて、振り出しに戻ったようであったり、途方もなく遠くまで来たようでもあり、まとまりがつかず落ち着かない日々も少なからずあった。今でもある。

でもそれはそれで嬉しい。何故なら、小学生のころから手足にいびつ感を持っていて、〈見られる〉苦痛が強くあった。そのことで歪んでしまったに違いない(との思い)カラダをロルフィングで一度リセットしたかった。

10回目はマコトニ〈締め〉に相応しい。身体のダイナミズムを存分に味わった気分。特に仙腸関節の動きを初めて体験できたことは大きい。

仙腸関節が動くのはほんの2,3ミリであるらしい。が、この〈ほんの僅か〉な動きが脚全体、背骨と連動するのか、やわらかい骨が、尾骨から首を抜けて頭の天辺まで流れていく感覚。

毎回、始まりと終わりに歩いてみる、ということをする。誰かが歩かせてくれているよう。背中が頭の上まで伸びて聳え立つ木になっている。

ひとまず10回のシリーズを終えて一区切り、このさき要となってくれるだろう。これからも何ヶ月もかけて少しずつ変化するらしい。

些細な変化ほどじっくり味わいたい。

29日〈森の径〉沿いの丸く刈られた金木犀、わずかに黄色がかっている。
草を刈る人が二人見えます。