ロルフィング(Rolfing), 変化するにちにち

ロルフィング5回目

ロルフィング。瞑想しているような覚醒と脳が澄む感覚のなかでの一時間半。今日は5回目で大腰筋の調整。

足首、足の裏の動きが背骨、頸椎、頭まで伝わってくる。だからどうこう、、、はさておき神秘的な身体、いとおしい。

肋骨を硬い骨と思わず、ゼリー、プルプル感のあるもの、こんにゃくのような、水を含んだ柔らかいものと感じてみては、、、とアドバイスを受ける。

10年前、呼吸教室に通い始めた頃は、腰の反りなどで緊張状態にあったようで、ときどき背中が痛かったことを思い出す。

センションを受けた後は世界が違って見える。背と頭がつながって気持ちいい。帰りに電車に乗るのは身体が縮んでしまいそうで勿体ない。日傘をさして、公園を抜けてゆっくり歩く、暑いのがまったく苦にならない。

こんにゃくでできた丸い鳥籠のような肋骨を、自分を上から見下ろしているような感覚のなかで呼吸する。気持ちよい。

明日、明後日になるとまた徐々に後戻りするだろう。そうであっても新しい気づきも出てくる。三歩進んで二歩後退を繰り返しながら、身体感覚は確実に養われていくのだろう。