変化するにちにち, 詠う(短歌)

短歌:「好日」2018年 4月号

                      《  兄  》

         ふるさとの日に輝けるさざれなみ訃報受けたる身のうちに生(あ)る

         さざなみを輝かすのは光です音です兄の死の知らせです

6首のうち、改作して翌月出したのが2首。もう2首は、自分で詠んでいながら、気持ちと言葉が噛み合わず、歌に素直に入って行けない。残ったのは2首だけ。

・・・・・追加・・・・・(6/6)

〈ふるさとの海をもう一度見たかった   いいえ母さんに会いたかった〉

鹿児島の母のところに来ているが、「好日」6月号を送ってくださる方があって今日届いた。Hiraraさんだ。気がきく方だ。

誌上で兄を詠んだ歌、同じ歌を二人の方が取り上げてくださって本当のところ驚いている。自分では大したことないと思い没にしてブログ上には出さなかったのだが、、、。これを機にアップすることにした。兄の気持ちだろうと、詠んだものだ。