変化するにちにち

会おごだった

兄があと数時間で逝くことになるとは知る由もなく、5日、わたしは急に思い立って築地本願寺に行っていた、ことになる。

夢のなかでわたしは実家に母といた。そこに兄が会いに来たとしか思えない。最初は誰か分からず、凝視した。若いけど、おじいさん?誰かと聞く母に、おじいさんですよと伝えた。そこで夢は終わった。なぜ今ごろ、じいさんが夢に?ずっと不思議だったが、それ以上気にはとめず忘れていた。

兄が亡くなったときの写真を、姪が見せてくれた。祖父に似ている!と思わず言ってしまった。すべてが繋がった。