故郷で祖たちが命がけでつないできた〈隠れ念仏〉。いつもはそっぽ向いてるけど、ときどきDNAを感じる。行きたくなった。
2011年3月11日以降、より強い自分のアイデンティティを確認したくなって築地本願寺の合唱団に入って毎週歌った。祖父の七五調のお経を歌える、言葉が小さい頃とつながる不思議な「場」だった。母の介護が始まって遠ざかった。
築地駅。この右横に本願寺への新しい門ができているが、正面から一礼して入りたい。
カフェは満席、居心地よくゆっくりできそう。ショップも一巡り(狭い)、2階のブックセンターへ。禅僧ティク・ナット・ハンの本もある、呼吸のことが書いてある(我慢、図書館で借りよう)。
『阿弥陀経のことばたち』と面白いタイトル。小さいカウンター(2,3人は座れる)でパラパラめくってみる。絵のような字、手頃な価格に惹かれる。「阿弥陀経」はリズムがよくて気持ちよい(と経典に言っていいのかはしらないけど)、実家では母とあげている。母はほぼ諳んじている。
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