変化するにちにち

箱根山へ「登高」

雨はないが風が唸っている。台風明けではない、弱まったくらい?都庁方面の西新宿が澄んでいる。富士山が見えたらさぞ気持ちいいだろう。10年前?黒いビルが建って、山麓が申し訳程度に見えるのみ。空が澄みきって無性に高いところに登りたくなる。

ああ農暦(旧暦)の重陽節はたしか今週末のはず。まさに、「登高」に「うってつけの日」(『バナナフィッシュにうってつけの日』という短編があったな)。空気も季節も。箱根山へ。

頂上。3時頃。どこか遠くで歌う声がする、よく響き伸びやか。男性、中国の民謡?

山のすぐ麓は360度に径ができている。下はさらに四方八方(ちょっとばかりホラ)に足が伸びる。

いたるところに木の実が落ちている。

山を下り、茯苓坂跡を見る。早稲田方面の景色はまだ健在?確認しにさらに下へ。

知る人ぞ知る、ここは別世界。フェンス越しに撮ってみる。フェンスも新しく頑丈になっている。

山ではなく、丘?の向こうは早稲田。肉眼よりiPadの目が美しく見せてくれる。

フェンス越しに撮る。

歌声は途切れとぎれ聞こえるが、姿は見えぬまま、、、止んでしまう。下のジャブジャブ池方面へ行ってみる。