変化するにちにち

「ペコロスの陽だまりの時間」あれこれ(7)

先週、母みつえさんがタイルにつけてしまった、「ウンコ」を拭いているペコロス。それをじーっと見つめているみつえさん。「何ばしよっと?」(何をしているの?)と聞いている。

「母の記憶は頭から拭き取られていった」。

みつえさんの半分虚ろ、半分不安そうな表情。「ゆーいちィ」と息子に呼びかける。「私(うち)は、どげんなってしまうとやろ」(どげん→どんなに)

それに応えて「大丈夫   大丈夫」とペコロス。

母への言葉、「大丈夫  大丈夫」に誰よりもペコロス自身が癒されているに違いない。「死ねば良かとに」はとっくに消えてしまっている。