変化するにちにち

豊饒のとき(2)

朝、帰り支度。キャリーの中に黒っぽい甲羅のついたような虫がじっとしている。母に頼むとティッシュで簡単に摑んでしまう…。
昨日の、「んーだあっこどみにゃ負げんで!(私はあんたたちには負けない!)」そのもの、活殺自在、空恐ろしい。

今朝も雨、前山の崩れて大きく空いた穴が今朝は一段と下に下がって横にも広がっている。
デイサービスの車よりニッコリして手を振る母を見送って、わたしもいざ!

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川内駅では動いていない在来線もあり。つばめを降りて熊本駅での待ち時間は25分、往路に買った「赤鷄飯」を買いたい。改札口を快く出してもらって準備OK。さくらに乗りかえる。三人掛けにゆったり座って……。。。

二週間は雨の日日、今までとはひとあじ違い落ち着いていた。川を眺め…、橋を渡り…そして畳にどっかりと座って山をたっぷり眺めた……。。。豊饒、この二文字に尽きる。