変化するにちにち

上江法明先生のこと(2)

電話機能のみにした2010年製?スマホのメモ欄を、病室で見ていたら上江先生の言葉を見つけた。身体の使いかたをメモして残してある。オペラ「椿姫」を練習しているときのものと思う。「椿姫」はたしか2011年初夏のコンサートだったと記憶するので、2010年に楽譜に書き込んだものを写したのだろうか。

拙いブログを「さわらび」の方もご覧くださっているようなのでアップすることにしました。今以上に訳も分からず練習に出ていたので勘違い、おかしな所など多々あるかと思います。それは上江先生の言葉を、私が間違って、誤解して受け取ったということですのでご了承ください。日付はケータイに書いた日で、先生のおっしゃった日ではありません。

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⬇️一番下の行は「息の音があるかないか、息吐く力」、切れてしまっているけど。

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⬇️  この画面が5インチほどで写真を撮りにくいので編集して行を詰めたら日付が2015年になってしまった、もう戻せない。上の写真と全く同じです。

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今読むと大切なことばかり、出来るかと言われれば、できないことばかりだけど身体感覚として頷ける。当時の楽譜はまだ引っ張り出していないが、もっともっと書き込んでいるに違いない。

「喉を下げた状態がrelax 、この状態つまり頚椎、首が伸びた状態、言葉がより腹に入りやすい」
今、このことは体感としてある、出来ているかは怪しいけど。身体が筒ということと繋がることかと……。

上江先生のブログ、特に《法明の独り言》は何回も読み返しても濃く拡がって、詩人、哲学者の空間が現出する。先生のこのブログは残していただきたいと願う。

訂正:前回、「椿姫」で早口言葉のようなものが出てくるのを「ジプシー娘の合唱」部分だと勘違いしていました。昨夜夜中になぜかふっと気づき、朝調べました。Si ridesta in ciel l’aurora で始まる部分でした。先生の声とともに思い出されます。