変化するにちにち

静かな日常が戻る

「おまいもアジア人種じゃっで外人の如だながな」と夫を相手に母はよくしゃべる、あまりに興奮しすぎて、戦死した伯父の写真まで持ち出してきたり。二人で朝も昼もまるで「酒盛り」、よくこんなに次から次に口が動くものだと。体調悪く気力のないわたしには助かった。

今朝、夫は帰った。最後の最後まで道の駅に行って、写真を撮ったり、届いたばかりの魚も買っていた。氷をもらって新幹線で運ぶのだと。ちったばがじゃっせんか!

ようやく静かな日常が戻ったの感。お昼の弁当の味噌汁に、家で作ったものを足す。
「わがいの味噌しゅら、こら、んーまが。町からくった、ぶーんとおわしゅっばっかいじゃっで」と母。

夕方のいつもの散歩コース、この辺は金木犀が今盛り。

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七時半、もう床(ほぼ万年床、半分に折りたたむだけ)に入っている。
「も、寝らにゃ、明日まっからむげめいしてくらったっで、あっけにゃ無礼(ぶれ)じゃいどん」
「んーにゃ!いっちょん、ぶれじゃんか、いだっもらわにゃおいもゆっくいでげんで」とこんなやりとり。
最初の日は7時には寝かされた。眠くなるから不思議じゃっこだふしっじゃいどん。