— 変化するにちにち —
「骨がむりむり言う如くある」祖母
祖母は私が10歳のときに亡くなった。「ばあちゃん」と呼んで大好きだった。祖父に似た気性の母と違い、穏やかでゆっくりやさしい物言いをした。祖母との思い出は、特別なことは何もないが、戦死した伯父のこと、病死した二人の幼い子の… もっと読む 「骨がむりむり言う如くある」祖母
祖母は私が10歳のときに亡くなった。「ばあちゃん」と呼んで大好きだった。祖父に似た気性の母と違い、穏やかでゆっくりやさしい物言いをした。祖母との思い出は、特別なことは何もないが、戦死した伯父のこと、病死した二人の幼い子の… もっと読む 「骨がむりむり言う如くある」祖母
村上春樹を読むようになったのは(ほとんど短編ばかりですが)、この超短編『牛乳』(2頁・22行だけです)に出会ってからだと思う。 牛乳を「泣いて頼まれたって、金の延べ棒を積まれたって、あんたにだんぜん牛乳は売れませんよ」。… もっと読む 超短編ハルキ「牛乳」読める?
一年で最も「もの思う月」である気がする八月は、祖父母の「戦死した息子」(私にとっては伯父)を「かなしむ」、その記憶とともにある。 故郷での18年間、母方の祖父母の家に峠を越えて歩いて行って(と言っても30分たらず)15日… もっと読む 八月・祖父祖母
6日朝、黙祷をしたのち、千鳥ヶ淵戦没者墓苑へ行こうと思いたった。 千鳥ヶ淵の桜は、枝も幹も、年ごとに堀のほうに傾き、突っかい棒で支えられたものも多くなっている。身を屈めないと通れなかったりする。お堀のほうに傾いていて、樹… もっと読む 千鳥ヶ淵戦没者墓苑へ
いつも訪れてくださる方、ときどきの方、気が向いたときだけの方、たまたま偶然の、お会いしたことのない方へ……。 お読みくださってほんとうにありがとうございます。 母の介護をきっかけに噴き出した怒りや息苦しさから、和みのヨー… もっと読む 暑中お見舞い申しあげます!
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