変化するにちにち

芸術劇場での合唱

池袋にある東京芸術劇場は、その天井と作りが独特で開放感がある、一階の空間は特に好きだ。壁があってないような、外との隔たり感、圧迫感がなく気持ちよいし、オープンスペースにテーブル椅子もゆったり置いてあって寛げる。

今日は東京芸術劇場5階にて午前中の練習。たまに芸術劇場でもあることはあるが地下が主で5階はわたしは初めて。その名もシンフォニースペース、名を聞くだけでワクワク、まるでコンサート会場にでも向かうように、たっぷりの空間を優雅に(?)ゆっくり歩いて行く。天井の高い立派な部屋、会場費高そう〜!いつもの練習会場が取れないと会場確保も大変だ。

「一人ずつ歌ってください!」
10月のあたまの演奏会まで3ヶ月を切っている、だが譜読みも言葉もまだまだと思われたのか、「一人ずつ歌って!」と先生、前列を当てたり、2列目だったり。今日はアルトが「一人ずつ」をやらされたがソプラノも毎回注意を受ける、特に「喉に力が入っている」、「音が下がっている!」と。いよいよ本番に向けて厳しく(当然と言えば当然)なる。

こういう時は俄然燃える。学校で「頑張った」経験はないけど歌の練習で頑張るのは愉しい。繰り返すと必ずクリアできるという経験知があるし、少しずつでも出来ることが増えていくのはエネルギーになる。